テーマパーク・遊園地のライバルの新しいライバル出現!?

毎日、雨が降り続いてきた九州は別府に住んでいると、今年の夏はどうなってしまうのか?と思うのですが間もなく梅雨明けになれば夏がやってきます。

テーマパークや遊園地などにとって夏はかきいれどき。夏休みが年間の売り上げは年間の売上を大きく左右するまさに「勝負時期」です。

経済産業省の特定サービス産業動態統計調査という統計資料を見ると、昨年まででテーマパークや遊園地の市場規模は6600億円です。平成14年の6000億円を突破したのちも順調に伸びています。6600億円のうち半分は東京ディズニーリゾートで、さらに半分はユニバーサルスタジオジャパンであると考えると、まぁこの二つの施設の恩恵は計り知れないと言っても過言ではありません。

特にここ数年はディズニーとその他は頭打ちでユニバーサルスタジオジャパンの台頭が著しくこれによって全体の底上げがなされたといってもいいでしょう。それでも業界全体で市場規模が増えているというのはうれしいことだと思います。

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さて、そんなテーマパーク・遊園地業界ですが、ここにきて少し逆風の情報が入ってきました。

それが、夏フェスの台頭です。

先ごろ発表された情報によると、夏フェスを含む「ライブエンターテインメント市場」が急速に拡大し、市場規模が5000億円を突破しました。2011年までは2000億円超のレベルだったので、すさまじい伸び率です。
そして、これをけん引しているのが、「夏フェス」です。ご存知の通り10万人規模で集客される夏フェスがここ数年一気に20代層を取り込んで急成長しているそうです。

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昨年のデータで夏フェスだけの市場規模がなんと220億円。夏だけで、しかも一つ一つのイベントは3日以内で終わってしまう夏フェスが稼ぎ出す市場規模は中規模テーマパークの2つ分くらいの年間売上ということになります。

先ほどの、経済産業省の特定サービス産業動態統計調査をからも、年単位で見ると26年と27年の対比では103%の増加していますが、四半期単位で見てみると、
第1四半期117.9%、第2四半期110・9%、第3四半期104.8%、第4四半期102.9%と夏以降は伸び悩み気味。天候の影響もあるように思いますが、同じ屋外イベントの夏フェスが市場規模を拡大していることを考えると、こうしたライブエンターテインメントに夏時期テーマパークや遊園地が20代層を奪われていく可能性も指摘できます。両方行くというほど金銭的なゆとりがない顧客層であることから、テーマパークや遊園地にとって新たなるライバルの台頭と言えるように思います。

さて、今年の夏。猛暑が予想されている地域が多いのですが、果たして結果はどうなるか?注目したいと思います。

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