あさ出版「奇跡の職場」

この本の中で何度の語られているのが「仕事に対して誇りを持つこと」。
清掃という外部の人から見れば正直あまり見栄えの良くない仕事を、鉄道利用者の思い出を作るための仕事と意識を変えることからスタートする。

“清掃”を“利用者の思い出作り”と置き換えることでスタッフが仕事に対して誇りを持つ。

誇りを持つことで仕事に対してやる気を出す。

やる気から出てくる様々な改善提案を受け入れる会社風土を作る。

これを継続して続けてきた結果が今日であるとこの本からは読み取れた。

中途入社が多いサービス業。しかも構成しているスタッフの平均年齢が高いということで、社会経験も長く、ネガティブな経験もした人が多い職場環境。この環境を改善しようというのだから並大抵の努力では不可能なこと。若い人にも、高齢の人にも伝わる言葉を選び、伝わる手法を根気強く続けてきたことがとても詳しく書いてある本です。

仕事は決して楽ではないし、汚れることもある仕事。
そんなスタッフをまとめて、活き活きと働いてもらうために努力してきたこと。
現場を変える、会社を変えるという話はよく聞くが、その過程をここまで詳しく書いてある本は珍しいです。

今年一番のお薦めです!!

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