家の建築で考えるテーマパークの運営計画(その5「プレオープン」)

登場人物

信さん
主人公、初めて家を建てるがどうすれば良いのかわからずいろいろと奔走する
政先生
信さんの知り合いのリゾート開発のコンサルタント。信さんの自宅建設にリゾート開発目線でアドバイスをする

プレオープン

数日後、引っ越しも終わり信さんはいよいよ英会話教室を開始する準備に取り掛かった。今までの挨拶を兼ねて政先生の事務所に来た信さん。ここで思わぬアドバイスを受ける。

政先生のアドバイスは以下のようなものだった
せっかく完成した家ですからすぐに英会話教室を行いたいのは分かりますが、まずは本当に実施できるかどうか?検証をするべきです。

人数10人が入って信さんの思っているとおりの授業ができるかどうか?設置している機器はちゃんと動作するか?長時間利用することで不具合が出るものはないか?こうした確認をしてから開業した方が良いです。

近所の方で協力してくれる人を集めて、時間を決めて無料で講習を開いてみてはいかがでしょうか?この先の英会話教室の宣伝にもなりますよ。無料で行う代わりに、教室内の備品の使い勝手や、授業の内容などの印象を書いてもらうのです。この意見も加味して実際の開業までに修正すべきところは修正するのです。

リゾート施設ではこうした活動を「プレオープン」と呼びます。

施設で招待した人や近隣の人を一定人数集めて、実際に稼働してみて不具合を洗い出す。入場料金などを取らない代わりに印象などをアンケートに協力してもらう。非常に重要な作業なのですよ。

信さんは納得し近所の人を招いてプレオープンを実施してみた。

結果は惨憺たるものでパソコンやディスプレイの使い方などなれないことからいくつか失敗したことに加えて、自分の作ったプログラムも欠点がたくさんあることが発見できた。

しかし、政先生の「本開業前に悪いところがたくさん出ることは、むしろ良かったのではないですか?」という言葉に前向きになれるのだった。

【次回に続く】

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