家の建築で考えるテーマパークの運営計画(その1「基本構想」)

登場人物

信さん
主人公、初めて家を建てるがどうすれば良いのかわからずいろいろと奔走する
政先生
信さんの知り合いのリゾート開発のコンサルタント。信さんの自宅建設にリゾート開発目線でアドバイスをする

家を建てたい信さんとコンサルタントの政先生が出会う

実業家の信さんはお金が貯まったので家を建てることにしました。もともとアメリカに留学経験がある信さんは

家族と過ごす場所のほかに、親せきや近所の人を対象に英会話教室ができるような家を建てたい

と思っています。しかし、信さんは家を建てるためにはどんな手順で何をすればいいのか?さっぱりわかりません。そんなとき会社の会議でコンサルタントの政先生と出会います。政先生はリゾート施設などの建設をお手伝いするコンサルタントです。早速信さんは自分の悩みを相談します。
「実は、家を建てたいと思っているのですが、どうすれば良いのか?わからなくて困っています」
政先生は以下のように答えました。
「私がリゾート施設を計画するときの手順に沿って指導しましょう」
こうして、信さんと政先生は家を建てる計画を始めました。

基本構想

政先生は以下のようにアドバイスしてくれました。
まずは、Conceptを考えましょう。家族が住めて、知り合い相手に英会話教室ができるという家ですね。家族や知り合いはどんな人ですか?子供はいますか?老人はいますか?自分が呼びたいと思っている知り合いを想像してみてください。次に、一度に何人くらいの知り合いが来ても大丈夫なようにしますか?これによって家の広さを決めないといけませんね。

信さんは思いました。
そうか!!知り合いといってもいろんな人がいるなぁ。老人はあまりいないけど子供連れの家族は多いなぁ・・・それに気軽に来れるといっても一度にたくさんの家族を呼ぶわけにはいかないし・・・

政先生のアドバイスはさらに続きます。
一番大事なのは信さんの資金で作れる範囲に収めることです。たくさん人を呼びたいからといって広大な敷地にたくさんのお金を借りて作るのはお勧めできませんね。そして家のことも大事ですが、英会話教室に来る知り合いのために駐車場なども考えておかないと気軽に来れませんよ。私たちの仕事ではリゾート施設を作りたいという顧客には、まず基本構想というテーマを話します。今言ったように、基本構想では「何を作りたいのか(Concept)」、「どんな人(顧客属性)を何人(集客見込み)来れるようにしたいのか」「施設(家)以外に必要な機能(駐車場など)」を提案し、建設した場合に大体いくらかかるのか(経費予測)、資金に対して適切な経費なのか(資金計画)を検討します。そして一番大事なのは英会話教室での売上がどのくらいになるかということです(売上予測)。この収益が見込める範囲で適切な金額を借りてもいいと思います。それも返済が何年で可能な範囲になるように事前に検証します(経年収支計画)。

信さんは政先生のアドバイスを書き留めました。

基本構想は以下の内容が重要
Concept
顧客属性と集客見込み
施設に必要な機能
経費の予測と資金計画
売上予測
経年収支計画

【次回に続く】

 

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