東洋経済新報社 新・観光立国論

外国人の著書で読んだものを思い返すとアメリカ人が多かったのだが、この本の著書のデービット・アトキンソンさんはイギリス人。とはいえ日本在住が25年にもなる人だから文章は、自分自身が書くよりもずっと明確でわかりやすい。そんな印象で読み始めたのだが、最初にアナリストという職業を細かく説明してくるのでなんでだろう?と不思議に思った。

しかし、それはこの先にある分析や提言が現在の日本の官主導、民主導で実施されている様々な観光事業の大きな間違いを指摘するための前段だったということに気が付く。

観光事業だけでなく、その下位カテゴリーに入るであろうレジャービジネスも集客数という数値に重きを置いている。そうではなくて観光収入、レジャー施設売上という点で評価されるべきであるという著書の考え方は全く持って賛同できる。

集客を基準に考えることで発生する、現在の観光施設(そこから推測できるレジャー施設)の弱点や欠陥。

そうしたことへの処方箋ともいえる内容で、読み始めたら止まらなくなった!!

初版が2013年のため現在の情勢と数値が若干違うところもあるが、ある意味この本が指摘しているとおりの弱点や欠陥は自分が知っているだけでも全国各地にある。

一応、温泉観光地に住む自分としては、関係当局の方も読んでくれることを信じてやまない・・・しないだろうなぁ・・・この街は。。。

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